息のスピードに関するイメージ(管楽器奏者向け)

(先にお断りしておきますが、この先に有益な情報は一切ありません。)

先日は安東京平先生のコーディネートのおかげで実現した Dr. Demondrae Thurman の公開クリニックを聴講できて、とても勉強になったし刺激も受けたのですが、彼の説明でひとつだけどうしても腑に落ちなかったことがありました。



ある受講生に対して「暖かい息で吹け」とアドバイスされたのですが、その後に「暖かい息のほうが(スピードが)速いから」と説明していました。

管楽器を演奏するときに「暖かい息で」というのは、それこそ自分が中学生の頃からよく言われている事ですが、暖かい(つまり窓ガラスが曇るような)息の方がスピードは遅いと思っていましたし、今でも楽器を演奏するときは、遅い息を使うイメージで吹いています。クリニックにおいても、Thurman 先生は受講生の手に自分の息を吹きかけて、暖かい息と冷たい息との違いを伝えていましたが、冷たい息を冷たく感じるのは、スピードの速い空気が手に当たるからだろうと当然のように思っていました。しかし Thurman 先生は暖かい息の方が速いと言います。

聞き間違いかと思ったので、当日通訳をされていた安東先生に後から確認したのですが、聞き間違いではありませんでした。暖かい息の方が実は物理的なスピードは速いということのようです。しかし腑に落ちません。

Thurman 先生が「ロウソクの火を吹き消して試してみろ」とおっしゃいました。質問するチャンスがなかったので悶々としながら、帰りのコンビニでロウソクを購入。こんなデカい箱しか売ってませんでした。このくらい試さないとお前には分からないだろ、という神様のお告げでしょうか。

帰宅後に試してみましたが、冷たい息の方がロウソクを遠くに置いても消えるし、近くだと冷たい息と暖かい息との間で火の消え方の違いが分かりません。結局疑問と大量のロウソクが残りました。