マレーシアでの怒涛の 2 日間が無事終了

マレーシアに来るのは 3 回目(乗り継ぎのみだったのを含めれば 4 回目)ながらクアラルンプールの街中に入るのは初めてなので、中途半端にアジア慣れして気が緩んで財布を盗まれたりしないように、いつもよりちょっと気をつけて行きました。

今回は BCI アジア地区のカンファレンスで、講演 1 コマとパネルディスカッション 2 コマを務めさせていただき、いろいろな意味で日本では味わえない緊張感が抜けないまま 2 日間を何とかこなした感じです。

講演を引き受けたら参加費がタダになるというので、金に目が眩んで引き受けたものの、日本語でも話したことのない内容で臨んだので、こちらの参加者の方々が興味を持ってもらえるかどうか懸念が残ったまま本番当日を迎えました。加えてパネルディスカッションも日本でよく見られるような予定調和的なスタイル(各パネリストがあらかじめ用意した資料にそって話した後に、打ち合わせ済の質問に答えつつ話を展開する)と違って、その場で質問を投げられたり、参加者からガンガン質問させたりする進行だったので、パネリストとしては気が抜けないセッションになりました。

幸いなことに、見知らぬマレーシア人の方々の中にも頷きながら聞いてくれる人がソコソコおられたし、何人か直接感想を言いに来てくれたので、概ね参加者の方々にとって何かしらプラスになる話ができたようです。

自分の出番が終わった後で、何人かからは結構込み入った質問や相談をされたりしたので、お役に立てて良かったと思うと同時に、自分にとっても勉強になりました。

自分の出番は 2 日目だったので、1 日目は夕食の後に講演の準備や練習をギリギリまで続けざるを得ず、2 日目は終わった後に関係者の夕食に呼ばれて 6 ヶ国宴会で飲み、早朝チェックアウトのためロクに寝られなかったので、無事にクアラルンプールの空港までたどり着いたところでようやくこんな記事を書く余裕ができました。

次回はもう少しゆとりのある日程で来たいなと思いつつ、これからどのような形で業界への貢献を続けていこうかと考え始めています。