デジタル一眼はマニュアル露出に限る(かも)

2013 年の秋に Nikon D600 を購入してから早 4 年。
使う機会があまり無いので、時間が経った割にはまだまだ不慣れな感じだ。

そもそも、こんなに高価なカメラを買うほど、本気で趣味として写真に取り組んでいる訳ではなく、ただ単に FE2 で使ってた古いレンズを使い続けたいという理由だけで、無理して FX 機を買った。だからオートフォーカスのレンズを一本も持っておらず、ニコンの技術者の皆さんが血眼になってチューニングした筈のオートフォーカス機能を一度も使っていない。そういった意味ではニコンの皆さんに申し訳ないとさえ思う(フォーカスエイドはたまに使ってますよ)。

そんな訳でデジタルカメラならではの多彩な機能は全然学んでおらず、未だにフィルムカメラ時代と同じような使い方しかしていないが、こないだ久々にこのクソ重たいカメラを担いで出かけたところ、今さらながら新たな発見があった。それはマニュアル露出を、フィルムカメラ時代とは全く違う方法で使えるという事だった。



デジタルカメラの場合、フィルムカメラと同じように感度(ISO 値)を設定するが、明るさに応じて感度を自動調節できるように設定でき、D600 では ISO 6400 まで対応する(上限設定も可能)。だからマニュアル露出でも、絞りを変えずにシャッタースピードを上げると、露出がちょうどよくなるように感度が自動的に上がってくれる。これは実質的にはマニュアル露出というよりは「絞り&シャッタースピード優先オート」とでも言うべきモードで、状況によっては絞り優先オートよりも楽に使える。

特に望遠レンズで手ブレが心配なとき、そのままシャッタースピードを上げれば、感度が自動的に上がってくれるのでありがたい。しかも自分の場合、レンズが全て古いためにシャッタースピード優先オートが使えないから、なおさら助かる。

感度が上限に達して追従できなくなると、露出計のインジケーターが真ん中からズレるので、そうならないように気をつければいい。もっとも、感度を高くしすぎると画質が荒れるので、手ブレのリスクと画質の悪化のバランスを考える必要はあるが、ファインダーの中にシャッタースピードと感度の数字が表示されるので楽勝。

こういう使い方に気づいたので、当面はマニュアル露出のまま使ってみようと思う。