Trombone 基礎レッスン(2016.1.17)

今日は意外な展開があったので、久々にレッスンの状況を記録しておこうと思う。

前回(2016.1.9)の Euphonium でのレッスンにおける先生との会話の中で、Trombone の時も現在 Euphonium で使っているマウスピース(Art’s Opus)を使ってみたらどうかという気付きがあった。現在 Trombone で使っている Walküre HY7 は高音域でのミスが少なく、唇周りの筋力的に楽な反面、若干の窮屈さを感じるようになってきた。使い始めた当初は気にならなかったのだが、最近は息が入りにくいと感じることも増えた。

そこで今回のレッスン(Trombone)では最初から Art’s Opus を使ってみた。最初の音階練習から全体的に安定して吹けた(むしろ Euphonium の時よりも安定していた)。リップスラーでも全体的にムラなく鳴りやすかった。Melodious Etudes では高音域が若干苦しかったが、唇の上下方向の力を強めにして、その圧力に負けないように腹筋で息の圧力を上げるようにしたら、キツい中でもそれなりに高音域が出るようになった。

レッスン後の四重奏でも引き続き同じマウスピースで通したが、キツいながら 1st パートを吹ききれた。音色もかなり変わり、Walküre の時よりも合わせやすい音色になったという評価だった(自分では自分の音色が分からないので、2nd パートにいた先生からの評価)。あとはオーケストラの合奏で使い物になるかどうか、次回の合奏でテストしたいと思う。

ここ数年、吹き方が進歩するにつれてマウスピースとの相性が変わるので、なかなか落ち着かなくて困るが、今回の変化については、マウスピースに頼らずにアンブシュアを自分で作ることを、従来に比べたら意識できるようになったということではないかと思う。