読書メモ『絵でわかる感染症 with もやしもん(岩田健太郎)』

このエントリーをはてなブックマークに追加

感染症全般について、医療従事者でなくても知っておいたほうがいい知識が、おそらく網羅的に、医学的な知識がない人でも読めるように書かれている本です。

ただし、「絵でわかる」シリーズの本ではありますが、本書に関しては正直言って絵では分からないと思います。要所要所に「もやしもん」のイラストやマンガが挿入されていて雰囲気がなごむ感じはありますが、絵でわかることを期待して買うと後悔するかもしれません。基本的には文章を読んで理解する本です(でも本書のイラストやマンガは好きです)。

 

『絵でわかる感染症 with もやしもん』岩田健太郎 著、石川雅之(イラスト)、講談社 KS 絵でわかるシリーズ(2015 年)

 

本書は次のように 5 章からなっており、特に第 1 章、第 2 章の序盤、第 5 章あたりは、医療従事者や専門家でなくても知っておくと有益な知識だと思いました。

  • 第 1 章 感染症の全体像
  • 第 2 章 抗菌薬を理解しよう
  • 第 3 章 症候からアプローチする感染症
  • 第 4 章 微生物からアプローチする感染症
  • 第 5 章 特別な問題

本書によると、医療従事者でも感染症やその治療方法にあまり詳しくない方々も多いようですが、本書を読むと、非常に多くの病気や症状にウイルスや細菌などが関わっていることが分かります。このような知識を持っておくことは自己防衛に役立つと思います。

例えば、お医者さんに診てもらったときに抗菌薬(抗生物質)を処方されたときに、それが適切な処方なのか、お医者さんが「とりあえず」処方しといたという感じなのか、疑問を持ったほうがいいかもしれませんし、場合によってはセカンド・オピニオンを求める必要があるかもしれません。本書を読むことで、そのような疑問を持つきっかけを得ることができます。

第 2 章の途中から、微生物や感染症、薬の名前が大量に出てきますので、こんなもの到底覚えられませんし、私もかなり読み飛ばしましたが、ざっと流し読みして何が厄介なのか、どういうことが起こるのかなどを何となく知っておくだけでも、多少は意味があるように思います。

なお、多くの図とともにレイアウトされた kindle 版の難点で、マーカーを引いたりテキストで検索したりできないのですが、本書には巻末に 5 ページにわたって索引があるので、恐らくほとんどの微生物や感染症の名称から解説を探すことができると思います。とりあえず全体にざっと目を通しておいて、後から必要に応じて知りたいところをピックアップして読むという使い方もできそうです。

私自身は過去の SARS や新型インフルエンザ、そして最近の新型コロナウイルスなど、感染症が流行(もしくはそのような懸念が発生)したときに、これらの感染症に関するニワカ勉強と情報収集をしてきましたが、本書のような基礎知識を先に持っておけば、理解のしかたも違ったと思います。今後も新型コロナウイルスに関する情報収集を続けていく上でのベースとして、本書が役に立つと思います。



このエントリーをはてなブックマークに追加

Hey!

このエントリーをはてなブックマークに追加

今日たまたま「Hey」という新しいメールサービスを知りました。

インターネットでのメールシステムが使われ始めた時代と比べると、メールの使われ方や、メールでやり取りされる情報の内容も大きく変わったことに対応して、メールソフトのインターフェイスを根本的に作り直したもののようです。

詳しくは下記の記事をお読みいただくのがいいと思います。

Lifehacking.jp:メール整理を考え直したサービス「Hey」が一般公開開始
https://lifehacking.jp/2020/06/hey/

iOS や Android 用アプリも出てるので、こちらも早速インストール。

今のところ「hey.com」というドメインでメールアカウントを取得する必要がありますが、今後は別のドメインのメールを扱えるようになる可能性もあるようなので、とりあえずユーザー数が増えるまでにアカウントを取得しました。これでしばらく練習して、慣れた頃にメインとして使えるようになると良いかもしれません。

もちろん、サービスが中断される可能性もありますし、使ってみたらやはりイマイチだったという可能性もあるので、メルマガとか通知メールとか、重要性の低いものでしばらく使ってみようと思います。これだけでもメインアカウントのメールボックスがかなりスッキリするはず。



このエントリーをはてなブックマークに追加

車内脱臭その後

このエントリーをはてなブックマークに追加

先日エバポレーター洗浄を実施した後、数日の間隔をあけて再び車を運転しましたが、若干臭いが残っています。

エアコンの臭いが内装に染み付いているものと思われるので、脱臭剤を使って社内脱臭を試みました。香料の入ったものは逆効果とのことなので、無香料のものを選択。

同じメーカーのもので、エアコンの気流を使って脱臭剤を社内に回すタイプのものを使ったことがありますが、今回選んだのは自然対流のみで 6 時間放置するタイプです。

夕方に噴射開始して放置し、翌日再び運転しましたが、まだ若干残っています。なかなかしぶといですが、この際徹底的に取り組みたいと思いますので、これを数回繰り返すか、他の方法も併用するか、試してみたいと思います。



このエントリーをはてなブックマークに追加

SC 相模原 2020 年シーズン開幕戦

このエントリーをはてなブックマークに追加

今日は 17:00 から SC 相模原の開幕戦を自宅にて DAZN 観戦。

無観客試合なのでチケット販売はありませんが、「リモート観戦イベント」という名前の動画配信チケットを購入。右のマシンで試合を見ながら左のマシンで副音声解説みたいな感じで動画配信を流してました。

全体的にウチが優勢でしたし、得点に繋がりそうなシーンもいくつかあったのですが、最後まで詰めきれなかったという感じ。まあ勝ちきれませんでしたが好印象な試合ではありました。

個人的には松田選手 [24] の今後の活躍に注目していきたいと思います。

 

試合とは関係ありませんが、インターネット回線が動画 2 本同時視聴に耐えられることが確認できたことも収穫でした。



このエントリーをはてなブックマークに追加

ハンコが必要な手続きをなくしてほしい

このエントリーをはてなブックマークに追加

今日の ABEMA Prime で、IT 担当大臣がハンコ議連の会長を辞めたというニュースの絡みで、ハンコ議連会長代行の国会議員をゲストに呼んで討論が行われたのを見ました。討論そのものは案の定というか話が全然かみ合わずに終わったのですが、ハンコ議連の議員でさえこんなことも知らないのかと思ったことが一つありました。

この会長代行は、(正確な表現は忘れましたが)ハンコが義務付けられているのではなく、あくまでも選択肢の一つとしてハンコがあるのであって、サインを使いたい人はサインを使えばいいし、電子的な手続きでもいい、各人や各社が自由に選べばいい、というような趣旨の主張をされていました。また前会長(IT 担当大臣)は 4 月に、ハンコの使用については「しょせんは民・民の話だ」などとコメントされていました

お二方とも、ご存じないのか意図的なのか分かりませんが、私の知っている範囲でも民間の側だけでハンコを使うかどうかを選べない手続きがあります。そのひとつは法人登記です。

法務局で法人登記を申請する際には代表者の実印が必要です。また、登記の際に必ず法人の実印を登録する必要があります。したがって少なくとも代表者個人の実印と法人の実印との 2 つを作っておく必要があります。

そして法人登記が完了したら、登録された実印とその実印に関する印鑑証明書とをセットで使うことが、様々な手続きにおいて実在の法人であることの証明として要求されます。法人登記で実印を登録するという仕組みが変わらなければ、法人設立後の様々な手続きで実印と印鑑証明書を求められるという状況はなくならないでしょう。

中には電子署名の入った IC カードを使ってオンラインでできる手続きもありますが、まだまだ限定的ですし、政府の手続きにも、電子署名に対応しておらず印鑑と印鑑証明書が求められるものが、まだまだ残っています(例:G ビズ ID 登録)。

こういう状況で「しょせんは民・民の話」という発言はありえないと思います。また ABEMA Prime に出演されたハンコ議連会長代行は「サインよりもハンコのほうが簡単で便利」というような趣旨の話をされましたが、実印に関してはハンコを押せば済むことよりも印鑑証明書も必要になることの方が多いので、非常に面倒ですし、そのたびに金がかかります。事実誤認も甚だしいと思います。

私自身は会社を辞めて独立しましたので、社内手続きで上司のハンコをもらうというような煩わしさからは開放されましたが、実印だけは自分の力では廃止できません。

ぜひ IT 担当大臣には実印廃止に本気で取り組んでいただきたいと思います。



このエントリーをはてなブックマークに追加

無観客試合

このエントリーをはてなブックマークに追加

ようやくイングランドのプレミアリーグが再開され、今日までに 2 試合を見たところですが、やはり無観客試合というシチュエーションには、やはり戸惑いを感じました。

特に私が応援している Newcastle United はホームゲームでの観客の盛り上がりが最高なので、あの歓声が全く聞こえない中で試合が行われているのは本当に奇妙です。再開初戦では 3 点、2 戦目でも 1 点のゴールがありましたが、観客がいないので、ゴールを決めた選手がサポーターの方に走っていって喜びを分かち合うというシーンもありません。

ハーフタイムは騒がしいスタジアムに Blaydon Races が流れて、あーまた現地に観に行きたいなぁ、と思いながら DAZN の画面を見ていた訳ですが、そういう感じもあまりしなくなりました。

とはいえネガティブな面だけではなく、無観客試合ならではの面白さもありました。いつもなら歓声にかき消されて全く聞こえないピッチ上の選手の声や、監督かコーチから発せられたと思われる指示(というか叫びに近いのも多くて何を言ってるのか全くわからない)が聞こえたりして、これはこれで新鮮でした。

まあ当分はこのような状況が続くと思いますので、時間とともに徐々に慣れていくよりないでしょうね。無観客とはいえ、やはりサッカーを見られるのは嬉しいので、このような環境変化にも対応していきたいと思います。今週末は SC 相模原の試合もありますし。



このエントリーをはてなブックマークに追加

MacBook Pro 用 Dock 導入(j5create JCD543)

このエントリーをはてなブックマークに追加

外出先や出張などでも使う MacBook Pro を事務所で使う際に、USB HUB を介して外部モニターやキーボードなどを繋いでいましたが、USB ポートが横にあるのでケーブルの取り回しが煩雑になっていましたし、ケーブルやコネクタに無理な力がかかってしまう懸念がありました。

そこでケーブル類が全て背面方向に出る形の Dock として、j5create JCD543 を購入しました。昔からの Mac ユーザーとしては PowerBook Duo の Mini Dock と似たような感覚です。

現状は左から順に、外部モニター 1 台(古いやつなので D-Sub)、キーボード/マウス、Web カメラ、ヘッドセット、電源アダプターを繋いであります。

この製品は別に MacBook Pro 専用という訳ではなく、USB-C ポートがある薄型ノート PC なら概ねどこの機種でも使えるものなので、横幅がぴったり揃っている訳ではありません(実は同じ幅だろうと勝手に期待して買いました)。

今のところ何の不具合もなく快適に使っていますが、一点だけちょっと引っかかっているのは、ドライバーのインストールが必要だったことです。しかも環境設定で、画面のレコーディングを許可しないと、外部モニターが認識されないんですね。

これを許可するのは何となく気持ち悪いのですがやむを得ません。恐らく、この製品は外部モニターを 3 台接続できる機能があるので、それを実現するためのドライバーなのだと思いますが、私のように 1 台しか繋がないなら、ドライバーなしでも 1 台は繋がるという選択肢もあると良いなと思いました。

ちなみに外出先などで使用している、同じ j5create の JCD384 は、ドライバー不要で外部モニター(HDMI および D-Sub)に出力できます。



このエントリーをはてなブックマークに追加

車の室内臭がようやく解消した(たぶん)

このエントリーをはてなブックマークに追加

ずいぶん前から車の室内がカビ臭い感じで辟易していたのですが、ようやく解消のメドが立ちました。

当初は原因がなかなか分からず、いろいろな脱臭剤などを試したのですが、どうやらエアコンが原因らしいということが分かったのが一年くらい前だったかと思います。今の車に乗り始めて 11 年目になりますが、ここまで長く同じ車を所有していたことがなかったため、このような経年劣化に関する問題をあまり知らなかったことも、原因にたどり着くのが遅れた原因のような気がします。

エアコンのエバポレーターにカビがはえているのが原因らしいのでディーラーに相談したところ、この車種(プジョー 207)はエバポレーターがかなり奥の方に取り付けられているので作業できないとのこと。某大手カー用品店にも電話で聞いてみましたが、車種を伝えたところで門前払いとなりました(車種が問題だったのか、輸入車だからできないと言われたのかは忘れました)。

どうしようかと思っていたら、輸入車のエバポレーター洗浄をやってる会社をたまたまネットで見つけました。電話して聞いてみたところ対応可能とのこと。輸入車の中でもプジョーは特に面倒らしいのですが、作業実績があるとのことでした。

本来は出張作業で対応してもらえるのですが、うちの駐車場は狭くて作業スペースがないと思われたので、本店にお邪魔して作業してもらうことにしました。

作業を予約してから作業当日までの間にエアコンフィルターを購入。正規品(Bosch 製)だと 7 千円以上するようですが、Amazon で見つけた互換品で 3,858 円(送料込み)。

作業は 2 時間程度で無事完了しました(他の車種なら 1.5 時間くらいらしい)。作業中の写真は撮りませんでしたが、助手席側から潜り込んで、薬剤を使って高圧洗浄したようです。

帰り道の運転中は従来のカビ臭さを感じなかったので、おそらく問題が解消したものと思います。

まだ確信を持てていないのは、当日の運転中はまだ薬剤のものと思われる臭いが若干残っていたからで、次に運転したときに臭いがなければ、無事解消と言えるかなと思います。



このエントリーをはてなブックマークに追加

読書メモ『新型コロナウイルスの真実(岩田健太郎)』

このエントリーをはてなブックマークに追加

著者の岩田先生が本書のタイトルにどのような意味を込められたのかは分かりませんが、本書に新型コロナウイルスの真実がバッチリ書いてある訳ではありません(書けるわけがありません)。ですから個人的には、ちょっとタイトルに胡散臭さを感じ、最初は買うつもりがありませんでした。

しかし twitter で本書の内容に言及された投稿があったので(具体的にどのような投稿だったかは忘れました)、あらためて買って読んでみたところ、新型コロナウイルスの真実を知るために必要な知識や考え方などが書かれていることが分かりました。

『新型コロナウイルスの真実』岩田健太郎 著、KK ベストセラーズ(2020 年)

本書の構成は次のようになっています。

  • 第一章 「コロナウイルス」って何ですか?
  • 第二章 「あなたができる感染症対策のイロハ
  • 第三章 ダイヤモンド・プリンセス号で起こっていたこと
  • 第四章 新型コロナウイルスで日本社会は変わるか
  • 第五章 どんな感染症にも向き合える心構えとは

第一章と第二章は、新型コロナウイルスやその感染症対策、さらにはその前提として必要な感染症全般に関する基礎知識が、専門外の人にも分かるように解説されています。

最近は新型コロナウイルスの流行状況や対策方法に関する情報が Web やマスコミなどから大量に流れてきますし、対策方法や政府などの施策に関する議論や論争もあちこちで行われていますが、本書の内容を知っている人と知らない人とでは、情報の受け取り方も変わるでしょうし、議論も噛み合わないのではないかと思います。

例えば、日本でもっと PCR 検査を増やすべきだという主張が多く見られます。そのような主張をしておられる方々が、本書に書かれているような基礎知識を持ち合わせているかどうかは、かなり疑問です(ということも本書を読んで分かりました)。

少なくともマスコミで新型コロナウイルスに関する記事を書いたりテレビで話したりするような人は、少なくとも本書の第二章までは読むか、これらの範囲に相当する知識を身に着けていただきたいと思います。もし「岩田先生の話だけを鵜呑みにするのもいかがなものか?」と思われるのであれば、他の専門家が書いた本を並行して読まれればいいと思います。それで少なくとも話の前提が変わるはずです。

ただし、この本は 3 月中旬までに書かれた本なので、新型コロナウイルスに関しては、これ以降に分かったことが反映されていません。この点には注意して読む必要がありますし、4 月以降に判明したことは読者自身の責任で知識をアップデートすべきであろうと思います。

また第三章では、集団感染の現場となったダイヤモンド・プリンセス号で岩田先生自身が見た状況をもとに、感染管理のためにすべきこと、やってはいけないことが書かれています。なお、ここでは岩田先生が船に入って 2 時間くらいで追い出された経緯が書かれていますが、簡単にまとめると次のような状況だったそうです。

  1. 厚生労働省の官僚からは、DMAT の○○先生の下で働け、感染管理はやるな、と言われて船内に入った
  2. 船内に入ったら、その○○先生からは「そんな話は聞いてない」と言われて DMAT のトップの先生を紹介された
  3. DMAT のトップの先生に会ったら、感染管理をやってくれ、好きなことを全部やっていい、と言われた
  4. そこで本気で現状の問題点を指摘しだしたら、出て行けと言われた(誰からの指示なのかは不明)

以上はあくまでも岩田先生の側から見た経緯ですので、厚生労働省側に取材したら別の事情が分かるかもしれませんが(そんな取材ができるとも思えませんが)、いずれにしても、いかに情報共有ができていなかったか、指揮系統が混乱していたかが想像できます。緊急事態対応のケーススタディにも使えそうな事例のように思えました。

第四章、第五章は我々が今後どうすべきかを考えていくための内容と言えます。本書に答えが書かれているわけではなく、読者自身が自分で考えるための道標やヒントといった感じです。

世間には「答え」を手っ取り早く知りたがる方々が一定程度おられますが、本書はそういう「答え」を求める方々を突っぱねるような書き方になっていると思います。そもそも、誰も経験したことのない新興感染症のパンデミックを乗り越えるための答えが、本を読んだりセミナーを聞いたりするだけで手に入るわけがありません。ひとりひとりが知識や情報を集めながら考えていくしかないんです。そういう姿勢に共感したという意味でも、読んでよかったと思えた本でした。



このエントリーをはてなブックマークに追加

Adam Frey 先生の Master Class と Focus Class 受講

このエントリーをはてなブックマークに追加

昨晩は International Euphonium Tuba Festival 2020 の最終日でしたが、昼間に行われた外囿祥一郎先生のスペシャルクラスには所用のため参加できず、日本時間で深夜 0:00 から行われた Adam Frey 先生の Master Class を聴講しました。

Adam 先生のレッスンで面白かったのは、Audacity を使って自分自身や受講者の演奏を録音し、その波形を説明に使っていたことでした。

上の画像は Adam 先生自身が演奏した音の波形ですが、このときはこの画像を使って音が減衰する様子を説明していました。受講者の演奏では音の終わり方がブツっと切れるような感じになっていたのですが、そのような違いが目で見て分かるように示すというのが新鮮でした。

このような方法を使うことには賛否両論あるかもしれませんが、アコースティックな楽器のレッスンにおける IT の使い方として面白いと思いました。

続いて深夜 2:00 からは Focus Class で、2 つのセッションがありましたが、私は Adam Frey、James Gourlay、Aaron Tindall という 3 人の講師による「Instrument Doubling」というセッションを選んで受講しました。これは複数の楽器を掛け持ちすることに関する議論で、3 人とも Euphonium と Tuba との両方を、また Adam 先生に関しては Bass Trumpet や Tenor Horn なども含めて演奏してきた経験をもとに、様々な議論がありました。

受講者にはプロを目指している方も多かったと思われるので、複数の楽器ができたほうが将来のキャリアに有利かどうかという観点もあり、自分には関係ないものの興味深い話題でした。

私から Trombone と Euphonium との間でスムースに切り替えるコツはあるかと質問させていただいたところ、できればマウスピースのリムを同じものに揃えることと、リムが同じだとしても音のコンセプトが全く違うことをしっかり意識すること、という回答がありました。いずれも私自身が既に実践している事ではありましたが、プロの方々から同じ見解をいただけたことで自分の実践が裏付けられ、確信が深まって良かったと思います。

今日でイベントの全日程を終了しました。深夜ということもあって、参加できたセッションも限定的でしたが、ここでしか得られなかったと思われるものも多く、私にとっては実りの多いイベントだったと思います。

なお、今回は特別に日本人向けに、日本で参加しやすい時間帯の、日本語字幕や通訳付きのプログラムも用意されたのですが、そちらの方は三浦徹先生のセッションしか参加できませんでした。逆に、米国時間で行われたセッションでは、私が参加したセッションにおいて日本人と思われる名前の参加者はほとんどいませんでした(たまに 1 〜 2 名見た程度)。今回は日本からも 30 人くらい参加されたというような話を聞きましたが、多くの方々は日本人向けプログラムに集中されたのかもしれません。もしくは、深夜のプログラムに関しては後で YouTube にアップロードされるのを見れば十分と思われたのかもしれません。個人的には、こういう場に積極的に参加する日本人がもっと増えると良いなぁと思うのですが、当分はまだ難しいですかね……。



このエントリーをはてなブックマークに追加

Happy Hacking Keyboard is Back!

このエントリーをはてなブックマークに追加

事情によりしばらく里子に出されていた Happy Hacking Keyboard が戻ってきたので、早速仕事環境に組み込みました。

事務所では Mac 2 台を並べて置いて、その間に LCD モニターを置いていますが、本体のキーボードを使う都合上、Mac を中央に向けて斜めに置き、本体のモニターをメイン、外部モニターをサブとして使っていました。今回キーボードが加わって、外部モニターとキーボードを直線上に配置できるようになったので、外部モニターをメインに使うことにして Mac を脇に寄せました。左側の空きスペースには必要に応じてもう一台の MacBook Pro を置きます。

いま実質的にメイン機になっているのは、紆余曲折の末、2012 年モデルの MacBook Pro ですが、HDD を SSD に換装して以来、テキスト入力や Office 系アプリケーションに関しては全くストレスを感じずに使えますし、Zoom 会議にも問題なく使えることが分かったので、事務所ではメイン機としての地位を取り戻しました。

また、一部の公的機関関係のシステムが Windows でしか使えないのと、お客様にお送りする資料を Windows 環境でテストしたいことがあるので、BootCamp で Windows 10 も使えるようにしてあります。

もう一台の MacBook Pro (2017 年モデル)は主に外出先や出張で使うほか、画像や動画の編集にはこちらを使います。実は 2012 年モデルの方でも GIMP での画像編集くらいはできるのですが、ディスプレイの解像度が高いマシンの方が有利なので、画像編集を行うときには左側に 2017 年モデルを置きます。

やっぱり自分に合ったキーボードを使うと、タイプミスが減りますし、キーの感触が気持ちいいので快適です。外部モニターをちょっと高めの位置に置いて、視線も上げることができたのも良いと思います。

ますます言い訳できない環境が整ってきたところで、さっさと仕事しようと思います。



このエントリーをはてなブックマークに追加