乱視 x 老眼メガネのレンズ交換

初めて老眼宣告を受けてデスクワーク用に乱視 x 老眼のメガネを作り、メガネオヤジ生活に入ってから早くも 4 年が経過しました。最近どうも焦点がズレてきたようで、モニターを見るときの顔の角度が、変わってきたので、これは老眼が進行したかなと思って眼鏡屋に行ってきました。

測定結果によってはメガネを新調することになると思い、それなりの出費を覚悟して眼鏡屋に行きましたが、フレームはそのままでレンズのみ交換できるとの事。私はそういう事情を全く知らなかったので、今使っているメガネをしばらく預けなければならないと思っていましたが、測定結果に基づいてレンズを発注し、レンズが届いてから再び店に行けば 30 分ほどでレンズを交換できると聞いて、レンズ交換をお願いしました。

店にある機械でいろいろ測定してから、どのくらいの距離に焦点を合わせたいかを確認し(自分の場合はデスクワーク用なので中近両用)、レンズの仕様を決めました。新しいレンズは発注してから一週間程度で入荷し、交換作業も本当に 30 分程度で済みました。

下の写真は、今回発注したレンズが入っていた袋で、レンズの仕様がいろいろ書いてあります(もちろん意味は全く分かりません)。これには今日まで使っていたレンズを入れて返してくれました。新しいレンズが割れたりしたときに、当座をしのぐための予備としても使えるということで…….。

テストがてら、この記事を書いていますが、なかなかいい感じです。

眼鏡屋さんによると、今の進行状況ならこのレンズで 2 年くらい使えるということなので、2 年後に再びレンズを交換することになりそうです。歳とともに自分の体が変わっていく感じが、こういうところでも分かるんですね。

読書メモ『積読こそが完全な読書術である』(永田希)

全国の積読er に勇気を授ける、コペルニクス的転回とでも言うべき本です。

 

タイトルだけ見てすぐ購入しましたが、この本そのものをしばらく積読していました。
(kindle 版ですので物理的に積んではいませんでしたが。)

さらに、読み終わってからこの記事を書くまでしばらく間があいたので、ある意味、二重に積読したような気分です。

 

私自身も普段から積読が多く、買うときには「これは絶対読まなければ」と思って買うものの、その後忙しくなったり他の本に興味が移ったりしている間に、買った本を読むモチベーションが下がっていくという現象の繰り返しなので、何となく罪悪感を感じつつも、そのような習慣から抜け出せずにいました。

ところがこの本の著者は積読を完全に肯定しています。そもそも本はどのように生まれたのか、本の存在意義は何か、というところまで立ち戻って考察した上で、「積読は、書物の本質的な在り方のひとつ」とまで言い切っています。

実はこの本は積読に関して著者の考え方を語るだけではなく、様々な読書法や、断捨離、こんまりといった整理法、kindle などの電子書籍やインターネットの発達によって紙の本がなくなるのかどうか、などといった様々な観点から、多数の書籍や資料を引き合いに出しながら、本を読むという行為を(そこまで考える必要があるのか?と思うくらい)多面的に考察されています。

著者は、良い積読とは「情報の濁流のなかに、ビオトープを作る」ことだと主張しています。そして、積読は読書の時間を割けない怠惰な者や、前後の見境なく本を買ってしまう節操がない者によるネガティブな行為ではなく、「増殖を続け自ら崩壊していく情報の濁流」の中で自らのビオトープを作って運用する、主体的な行動だと説いています。

言われてみると自分の積読状況も、新しい本を買っては引っ越しのたびに不要な本を処分するという行為を繰り返して、確かにビオトープ的になっています。本書を読む前の私は、自分の積読について考えるときには、一度も読まずに古本屋などで処分した本の方ばかりに意識が向いており、これが罪悪感に繋がっていたのですが、これからは自分の周りに残った本に意識を向ければ良いということに気づきました。

これを読んだら実にスッキリして、これからも堂々と本を積もうと思いました \(^_^)/ 。

 

【書籍情報】

永田希(2020)『積読こそが完全な読書術である』イースト・プレス

Amazon リンク

Android 用のアプリを少々物色

通話だけに使うには明らかにオーバースペックなスマートフォンを唐突に入手して 1 日経ちました。今のところ、とりあえず荷物が少し重くなったことと、micro USB ケーブルを持ち歩く必要がなくなったという程度の変化しかありません。

スマートフォン購入翌日にワイモバイルの店頭で電話帳データの移行も完了。スマフォどうしの移行ならケーブル一本でできるらしいのですが、元がガラケーなので若干面倒で、次のような手順が必要でした。

  1. 店頭にある端末で、赤外線通信で電話帳データを抜き出して、「My Softbank」のサイトにアップロードする。
  2. 自分のスマートフォンに「あんしんバックアップ」というアプリをインストールする。
  3. 「あんしんバックアップ」で「My Softbank」にログインして、電話帳データをダウンロードする。

(以上はワイモバイル –> ソフトバンクというグループ内での移行だったので、もし移行先がドコモや au だと若干手順が変わると思います。)

ともあれ、無事に電話帳データも移行できたので、電話として使うことについては問題なくなりました。

– – – – –

実際に「スマートフォン」として使用している iPhone 6s よりもスペックの高いマシンを、通話のためだけに使うのは若干の罪悪感を感じるので、通信を伴わない用途には多少使っていこうかと思い始めました(細かいことを言えばアプリ内広告などで多少の通信は発生しますが)。

 

最初に思いついたのは電卓(OS 純正アプリで十分)、その次にチューナーとメトロノームのアプリ(iPhone で使っているものと同じもの)を入れました。

チューナーアプリについては、ついでなのでもっと使い勝手が良いものがないかと思って物色したら、BOSS のチューナーがありました。

(デザインは 2 種類選べます。)

 

面白くていいなと思いましたが、表示が若干見づらいのと、基準音を A しか出せないので、ネタとしては面白いけど不採用。結局これまで使っていたものに落ち着きました。

 

あと OS 純正の時計アプリだと目覚まし時計として使うには少々物足りないので、強力目覚まし時計アプリを入手。元号早見表も入れました。

これからも通信量を極力増やさない前提で、多少は使いみちを広げていこうかと思います。その方が iPhone のバッテリー消耗を多少は緩和できるかも知れませんので。

急遽 Google Pixel 4a 導入

私用の携帯電話には、音質の良さとユーザーの少なさ(災害などで携帯電話網が輻輳したり通話制限がかかるような状況でも繋がりやすい)から、ずっと PHS を使っていましたが、2021 年 1 月で PHS のサービスが停止することになっています。

まあ本来は今年の 7 月末で停止される予定だったものが、新型コロナウイルスの影響で延長されただけなので、そろそろ次を考えなければとは思っていました。

ワイモバイルからも何度かお知らせが来ていて、特定の機種であれば無料でスマートフォンに乗り換えできるということも聞いていました。一方で仕事用に使っている iPhone 6s を新機種に乗り換えて、浮いた 6s に私用のワイモバイル SIM を突っ込む方が、廃棄物が発生しないから合理的かなという考えもあり、ちょっと判断を保留していました。

 

他の用件のついでに某家電量販店に寄り、ワイモバイルのジャケット(?)を着た人に話してみたら、実はこの際ソフトバンクに乗り換えたほうが安くなるとのこと。「スマホデビュープラン」というのがあって、PHS からの乗り換えだと Google Pixel 3a が 1 円で購入できる上に、利用料も月額 980 円(消費税別)になるそうなので、早速見積もりをもらいました。

データプラン 1GB、通話料 1 回 5 分以内無料という最安条件で比較したところ、14 ヶ月目以降は若干高くなるものの、それでもワイモバイルよりも安くなっています。ワイモバイルの人からソフトバンクへの乗り換えを勧められたことも含めて二重の驚きでした(まあ同じソフトバンクグループですが)。

ランニングコストが安くなるなら今すぐ乗り換えた方が得なので、早速乗り換えをお願いしました。

当方 iPhone 3G、さらに遡れば Willcom W-ZERO3 [es] からの古参スマフォユーザーですので、今さら「スマホデビュープラン」というのも如何なものかと思いましたが、やすさに目がくらんで「スマホデビュー」させていただきました。

 

そういう訳で、思いがけず Pixel 4a ユーザーとなりました(見積が 3a になっていたのは担当者の間違いのようです)。

基本的にはこちらの電話機では通話しか使わない予定なので、いろいろな意味でオーバースペックなのですが、最も安上がりな方法がこれですので…….。

 

数年前に当時勤めていた会社で Android のタブレットが強制的に貸与されたとき以外は、ずっと iPhone/iPad ユーザーですので、インターフェイスの違いにはかなり戸惑います。電話として使用するための必要最低限の設定は済ませましたが、これ以上は深入りしないで、おとなしく電話機としてのみ使用したいと思います。

もともと持っていた Google のアカウントを使って設定しましたので、Gmail は自動的に送受信できるようになりましたが、キーボードのインターフェイスが iOS と若干異なるので(というか iOS のキーボードに慣れすぎたので)、下手に使うと誤入力とか誤操作でイライラしそうなので、よっぽどの緊急時でもないかぎり使いません。

 

ところで、(まあどうでもいい話なんですが)スマフォ購入時に Pixel 4a の使い方に関する冊子を 3 種類と、ソフトバンクによる Android スマートフォンの初期設定ガイドをいただいたものの、留守電機能の使い方がどこにも書かれていませんでした(追加料金と専用アプリが必要な「留守番電話プラス」の説明はありましたが)。

スマフォならではの様々な機能に関する説明がご丁寧に書かれているのに、電話機としての必須機能の使い方を Web で調べなければならないとは……。

もはや留守電なんて誰も使ってないのでしょうか?これも時代の流れなんですかね。

Time Machine でのバックアップがようやく実現

MacBook 2 台のバックアップデータ置き場として NAS を導入したのですが、実は Time Machine でのバックアップがなかなかうまく行っていませんでした。

設置とともにディスク構成を RAID5 で再構成し、早速初回バックアップを試みたのですが、Mac 2 台とも、まず初回バックアップの途中でエラーになりました。

ファイルサーバーとしての接続は全く問題なく、Time Machine の設定も問題なくできるので、MAS との接続は正常にできている筈なのですが、どうしても初回バックアップが最後まで進みません。

NAS のメーカーのユーザーサポートにも問い合わせましたが、「TimeMachine は弊社製品の機能ではない」ためサポート外とのこと。

(実際には NAS のメーカーから提供されている「AppleShare パッケージ」というソフトウェアを NAS に組み込むことで Time Machine で使えるようになっているので、「弊社製品の機能ではない」と言い切られたのは釈然としませんが。)

自力でいろいろ調べてみたところ、「ESET Cyber Security Pro」の悪影響がありそうだという情報にたどり着きました。例えばこちら。
https://okwave.jp/qa/q9685688.html

こちらを含む複数のサイトで、いくつかの場所を ESET の保護対象から除外するという対処方法があったので、それも試しましたが、私の場合は MacBookPro 2 台とも、この方法では状況が改善しませんでした。やむを得ず、リアルタイムファイルシステム保護を止めてみたところ、あっさりバックアップ完了(ファイアウォールや Web/Email の保護は生かしています)。

初回バックアップはデータ量が極端に大きいので、その後の差分バックアップでは問題がなくなるのではないかと思い、初回バックアップ完了後に ESET の設定を元に戻したところ、差分バックアップ開始時にエラーとなって、初回バックアップからやり直しになってしまいました。結局、2 台ともリアルタイムファイルシステム保護を止めた状態で数日運用しており、毎日順調にバックアップが行われています。

本件に限らず、ウイルスチェックソフトなどセキュリティ対策製品がトラブルの原因になるのは、まあよくある話ではあるのですが、今回は NAS のメーカーのオプションに「ESET File Security」というパッケージが用意されているくらいなので、まさかこれが原因になるとは考えておらず、解決が遅れました。



カテゴリー: IT, Mac

DeepL は超便利なんだが個人的には若干難あり

最近 DeepL という自動翻訳が Google 翻訳より賢いと話題なので、少しずつ試しています。

自分が使ってみた印象としては、英語 –> 日本語の翻訳を行った場合に、翻訳結果の日本語が Google 翻訳よりも、より自然な日本語になっていると感じます。しかし個人的には、DeepL の良さは、翻訳の質よりもアプリケーションの使い勝手だと思います。

DeepL には Windows/macOS 用アプリがあります。これをダウンロードしてインストールすると、ホットキーで翻訳アプリを呼び出せるようになります。

Web ブラウザやテキストエディタなど任意のアプリで翻訳したいテキストを選択した状態で、Mac なら Cmd + C、Windows なら Ctrl + C を 2 回押すと、翻訳アプリが起動して、選択したテキストが自動的に入力され、翻訳結果が表示されます。これが超便利。

 

一度使うと他の翻訳ソフトを使うのがとたんに億劫になってしまうという、なかなか破壊的な便利さがあります。大昔に Windows で使っていたことがある、Babylon というイスラエル製の翻訳ソフトを思い出しました。あれも便利だったなぁ……。

 

便利なので仕事でいろいろ試してみましたが、個人的には若干難があるかなと感じました。その理由は、期待を超えて頭が良すぎる場合があることです。

例えば、「due diligence」を Merriam-Webster で検索すると、意味が次のように表示されます。

research and analysis of a company or organization done in preparation for a business transaction (such as a corporate merger or purchase of securities)

これを Google 翻訳にかけると次のようになります。

商取引(企業の合併や証券の購入など)の準備として行われた会社または組織の調査と分析

ところが DeepL ではこのように訳してくれました。

企業調査分析

 

一般的には、DeepL の翻訳結果のほうが、より賢い訳というか、高等な訳し方なのかもしれません。しかし僕はそういう仕事は求めていません。要約や意訳は自分の判断でやりたいので、機械翻訳では解釈を入れずに原文に忠実に訳してほしいんですよね。

さらに、自分の場合は、自分の英作文結果が正しいかどうかを機械翻訳でチェックするという変な使い方をしているので、原文の欠点を補ってくれる(しかも、どこを補ってくれたか分からない)のは困るのです。

 

まあ、こんな変な使い方をする人はあまりいないと思いますので、基本的にはよくできた翻訳ソフトだと思います。自分としては DeepL の頭の良さに甘えすぎないように注意しながら、いくつかの翻訳ソフトや辞書などを使い分けることになりそうです。



洗って縮む前提のジーンズ

先日久々にジーンズを買いました。

いつからか分かりませんが、恐らく 20 年以上、Levi’s の 501 というのを履いています。別にこだわりがあるという訳ではありませんが、501 の W32/L32 というサイズならウエストも長さもピッタリなので、裾を切ってもらう必要もなく、試着せずに買えるので楽なのです。

先日も、生涯で何本目か分からない 501 を地元の店で買いましたが、買うときに店の人から、持ち帰ったあとで糊を落とすように言われました。よく分からないので店の人に聞いたら、履く前に一度お湯につけて洗濯機で脱水して干す必要があるのだそうで、この糊落としによって若干縮んだあとのサイズが W32/L32 になるように出来ているとのこと。

これまでに買った 501 は、糊落としを済ませてから売られていたようです。もしかしたら、これはマニア向けのものを買ってしまったのかも知れないと思いました。

とりあえず、晴れそうな日を見計らって、言われたとおり風呂に浸けます。温度は適当ですが、普段の風呂よりぬるいくらいなので 40 度弱だろうと思います。

この後脱水して外で干し、試しに履いてみたところ、うまいこと丁度いいサイズになりました。

ただし生地がバリ硬なので、慣らすのに当分時間がかかりそうです。

後日あらためて調べてみたら、ちゃんと糊落としの作法が解説されていました。
https://www.aiirodenim.com/jeans-first-wash-2298/

私はここまで真面目にやってないので、その筋の方々から見たら甘いとか思われるかも知れませんが、まあお気楽に新しいジーンズと付き合っていきたいと思います。



Category 7 の LAN ケーブル

最近は LAN 接続も無線が主流で、ノートパソコンやプリンタ、スキャナなども LAN ポートが付いてない機種が増えてきましたが、自分の仕事場で有線での LAN 接続が必要な状況が発生したので、久しぶりに LAN ケーブルを買いに行きました。

実際に接続する機器の仕様に合わせれば Enhanced Category 5 で十分なんですが、価格差が数百円だったので、先のことを考えて(どんだけ先なんだか……)Category 7 にしておきました。

自分がネットワーク管理の仕事をしていたときの LAN ケーブルは、サーバー室の中でさえ Category 3 で、クライアント PC との接続なんて、カテゴリー表示すら無いものを使うのが普通でした。何ならオフィスのレイアウトに合わせて自分で LAN ケーブル作ってました。

こういうところでも IT の進歩というか変化というか、時代を感じます。

カテゴリー: IT

加水分解対策その 2

先日、車内の内装部品が加水分解でベタベタになったのが漂白剤で除去できたので、調子に乗って他のものにも試してみたいと思っていましたが、先日久しぶりに出張に持っていった Logicool のマウスリモコンがベタベタになっていたので、帰宅後に早速やってみました。

上の写真は処置後のものです。

対処手順は先日の車内内装部品のときと同じで、漂白剤を含むティッシュペーパーでパックするような感じですが、今回はスイッチの隙間から漂白剤が中に入ってしまうのが少々心配でした(具体的にどの程度の悪影響があるかはよく分かっていません)。

結果的には何の問題もなく使えるようになりました。恐らく漂白剤が若干入ってしまったと思いますので、しばらく流水で洗ったあとに 1 日乾燥させました。

ベトベトはほぼ気にならなくなりましたが、やはりボタンの表示が一部消えてしまいました。まあ、どっちみち使うときには、いちいち表示を見ることもないので、実用上は全く問題ありません。そういう訳で無事解消 \(^_^)/ 。

久しぶりに演劇の魅力を体感できた「アンチフィクション」

劇団 DULL-COLORED POP第 22 回本公演「アンチフィクション」を観てきました。

今回この舞台を観に行ったのは、単純に演劇を観たかったのはもちろんですが、様々な行動に制約が課される状況のなかで、いかに面白い演劇を実現していくのかという、挑戦の現場に立ち会いたかったという理由もあったように思います。

つい先日、新宿の某劇場で感染者のクラスターが発生しましたので、よりによってこんなタイミングで……と思いましたが、某劇場では主催者の感染防止策がかなり杜撰だったらしいという話もあり、そのへんはダルカラなら(というか谷さんなら)大丈夫だろうと考え、もし会場に入ったときに対策状況がひどいと思ったらチケット代を捨ててでも即座に引き返すつもりで、シアター風姿花伝に向かいました。

もちろん、それが全くの杞憂であったことは会場に着いてすぐ分かりました。入り口では非接触型体温計による検温が行われ、受付入り口には靴底の汚れを吸着するマットが置かれていました(これは私も初めて見ました)。客席は椅子が一つおきに間隔を空けて配置され、最前列も舞台前縁から 2m くらい離されていました。

また、劇場やコンサートホールではあまり空調の音が客席に聞こえないように配慮されるものですが、今回は常に空調の音が耳に入るくらい、空調を強めにかけていたと思います(私はさほど気にしませんでしたが)。それに加えて、換気のために一旦台本から離れて観客と対話する時間が設けられました。感染防止対策を徹底しなければならない状況を逆手に取って、面白い趣向だと思いました。

 

ところで、今回の演目は「作・演出・出演・照明操作・音響操作 谷賢一」となっているので、感染防止対策のために全部自分一人でやることにしたのかと思いましたが、劇場支配人との対談(下にリンクを貼りました)によると、これらを全て一人で行うという趣旨の企画書を出したのは、新型コロナウイルスの流行が問題になるより前の 1 月頃だったとの事でした。当初の企画は「作家が次々とフィクションを生み出していき、どんどん新しい幻想が生まれていく…..」というものだったと、会場で配られた「ごあいさつ」に書かれていましたが、逆にフィクションが書けなくなった作家の姿に大きく方向転換されています。

内容については、ネタバレを避けるというよりも、私の陳腐な表現力で中途半端に記述されるのは迷惑だろうと思いますので、具体的な記述は控えますが、新型コロナウイルスの影響下で全くフィクションを書けなくなって行き詰まった作家の苦悩を、私の期待や想像を遥かに超えるレベルでリアルにさらけ出した舞台でした。

 

このところ予約していたいくつかの舞台がキャンセルになってしまい、観劇からしばらく遠ざかってしまいましたが、久しぶりに他のお客さんと同じところで笑ったり、周りのお客さんの緊張感が伝わってきたり、といった小劇場ならではの雰囲気を、あらためて体感しました。

シアター風姿花伝ではこの公演に間に合うようにオンライン配信のための設備を導入したとの事なので、オンラインでもあらためて観てみようと思っています。個人的にはやはり劇場で生で観たほうが面白いだろうと思ってはいますが、別アングルのカメラから見るなど、配信ならではの面白さが発見できる可能性もありそうです。

 

【劇団公式情報】
第 22 回本公演『アンチフィクション』 http://www.dcpop.org/vol22/

【YouTube】
DULL-COLORED POP 第 22 回本公演「アンチフィクション」特別対談 vol.1 那須佐代子 × 谷賢一
https://youtu.be/zFhLd_QfWGM

同 vol. 2
https://youtu.be/GbV3GSkSm0E



車内のスイッチがベトベトになったのを無事解消

車の窓やミラーなどのスイッチが加水分解でベトベトになっているのを何とかしたいと思って、対処法をネットでいろいろ調べたところ、漂白剤、消しゴム、メラミンスポンジ、ハンドクリームなど様々な対処法が見つかりました。

例えばこちらのサイトなど: https://yourmystar.jp/relivers/plastics-rubber-sticky/

ベトベト加減が結構ひどいので、何となく最も強力に効きそうな漂白剤でいくことにしました。

ティッシュペーパーに漂白剤を吸わせて、プラスチック部品の上にかぶせ、密着させてしばらく放置し(たぶん 15 分くらい)、ティッシュペーパーを取り除いてから雑巾で水拭きしました。

(最初は上のサイトに書いてあるようにティッシュペーパーで拭こうと思いましたが、残ったベトベトにくっついてきれいに拭き取れなかったので、濡れ雑巾でこするような感じになりました。)

結果、ベトベトしたのが見事に取れて、気持ちよくサラサラな手触りになりました。ただし、それなりに表面が削り取られたので色が薄くなったり、完全に色が落ちてしまったりしました。

こちらが作業後の写真です。もともと全部黒でしたが、ミラーのリモコンは十字部分や角が色落ちしてしまいましたし、窓の開閉スイッチも(写真では分かりにくいですが)紺色になってしまいました。一番下のウィンドウロックのボタンなど真っ白になってしまって、もはや何のボタンだか分からなくなってしまいました。

本当はこんなに削らずに済む対処法もあったのかもしれませんが、まあベトベトなままよりは全然マシなので、個人的には良かったと思います。こういう部分劣化を受け入れるのも、古い車との付き合い方だろうと思いますので。