Linux で延命措置した Mac のためにマウスも復活

仕事でもプライベートでもパソコン操作はトラックパッドかトラックボールなので、マウスを使わない生活が何年も続いているが、こないだ Linux(Ubuntu)で延命措置を施した古い MacBook Pro (13 inch – Mid 2009)のトラックパッドが敏感すぎて不用意に動くことが多く、扱いにくいので、この際マウスに切り替えた方がいいかなと思い立った。

そういえば何年か前にディーラーでもらった Peugeot RCZ レプリカマウスが家にあった筈だというのを思い出し、自宅で発掘したので、とりあえず持って行って繋いでみた。

繋いで Mac の電源を入れたら、ヘッドランプとテールランプが点灯 (^^) 。そもそも、このマウスは自宅でも一度も使ったことがなかったので、こんなギミックがあることも知らなかった (^^; 。

OS が起動したら既にマウスが使える状態になってたので、あとはコントロールパネルでトラックパッドを機能停止するだけ。右クリックもスクロールホイールも問題なく使えて快適。しかも追加コスト無し (^_^) 。

まだまた使い倒しますよ。

反省会(2017.4.16 大和市吹第39回定期演奏会)

既に三週間ほど前に演奏会のライブ録音 CD は入手済みだったのだが、なかなか落ち着いて全部聴く余裕がなかったので、ようやく反省会など。

今回の演奏会で最大の課題は「乱世の神威 幸村」のソロで、9 小節しかないのに本当に厄介だった。厄介だった原因は恐らく 2 つあって、ひとつはこの作曲者の作品が全体的にあまり好きでないこと。もうひとつは「9 小節」という字余りなフレーズの扱いに困ったこと。安東京平先生にレッスンを受ける機会があったのでいろいろ相談し、ある程度の手がかりをつかんだものの、合奏ではうまくハマらなくて本当に苦労した。

毎回の試行錯誤を経てギリギリ本番に間に合ったという感じだったが、当日のアンケートであのソロを褒めてくれた人が 2 人もいて嬉しかった。この楽団に 20 年もいて、何度かソロをやらせていただいたが(Trb. でも Euph. でも)、アンケートで褒められたのは初めて。

何とかギリギリうまくいった最大の理由は、パートリーダーに相談できたことだと思う。これまでの経験上、自分の演奏の問題を自覚する能力が低いことが分かっていたので、特に今回は合奏でソロを吹いた都度、「今のどうだった?」と毎回聴くことにした。これが良かった。

演奏直後で、まだいろいろ覚えているうちに、フレーズの流れやメリハリのつけ方、テンポや間合いのズレなど、自分では気づかなかった問題や、自分とは違った視点を教えてもらえた。おかげで合奏のたびに着実に良くなったと思うし、良くなった手応えがあった。身近な人からフィードバックをもらえる環境は本当に大事だとあらためて思った。

実は安東先生のレッスンでは、フレーズの歌い方について安東先生と意見が分かれたところが一ヶ所あったのだが、終わってみたら結局、安東先生が言ったとおりの吹き方になってた。こんなところでもプロの凄さをあらためて感じたりもした。

他の曲についてはポイントのみ。

  • 「Summon the Heroes」は何といっても Trp. のソロが見事だった。当日のリハーサルでジワっと涙目になりつつ、自分はこれまで内輪をも感動させる演奏なんて出来なかったよなぁ、などと妙に反省した。
  • 「Music in the Air」は大好きな裏旋律で、練習回数は少なかったものの、自称裏旋律フェチとしては絶対にうまくキメたい曲だった。結果的に、ちょうどいいバランスで絡めたようで良かった。
  • 「Music of the Shperes」は録音を聴いてみて、大変な曲をやっちまったんだなぁと改めて思った。こういう大変な曲で自分が足を引っ張るようなことにならなくて本当に良かった。この曲に関してはそう思うのが精一杯。でも Harmonia だけはもう一回やりたい(と思うくらい好き)。冒頭の Horn のソロは見事。脱帽。あなたには一生かなわない。
  • 今回の演奏会を「Arsenal」で(しかも山口先生の指揮で)締めくくることができて、いろんな意味で良かった。