新型コロナウィルス感染拡大防止のために緊急事態宣言が発令され、「不要不急の外出を自粛する」ことが求められていますが、何週間も STAY HOME を続けていろいろ溜まっておられる方も多いのではないかと思います。そのような皆さんにはぜひ、献血に行かれることをお勧めしたいと思います。
現在、緊急事態宣言の影響で外出する人が減ったため、献血に来られる方も大幅に減少し、血液が足りないそうです。出かけたついでに献血する人が減少しているのですから、これを補うためには、もう献血を目的として出かけるしかないでしょう。
しかも、下記リンク先のページに明記されているとおり、献血に行くのは「不要不急」ではありません。社会の要請に応えるための行為として、大手を振って堂々と外出できます。
日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センター
「緊急事態宣言下での献血協力のお礼と今後の献血のお願いについて」
https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/bbc/2020/04/post-69.html
献血バスだとつまらないですが、献血ルームの中にはフリードリンクや漫画、雑誌などが充実しているところも多いので、そういうところを選んで行けば快適です。成分献血だと採血に一時間以上かかるので、自分の本を持っていってもいいと思います(自分はこれ)。
以下、この時期に献血に行く際に注意すべき点を私なりにまとめます。
1) できるだけ近くの献血ルームを選ぶ
不要不急でなく、社会の要請に応えるための行為とはいえ、行動や他人との接触は出来るだけ少なくすべきだと思いますので、できるだけ自宅から近い献血ルームを選ぶべきでしょう。
2) 予約してから行く
献血ルームの混雑を緩和し、献血ルームでの感染リスクを減らすために、予約してから行くことをお薦めします(成分献血は所要時間が長いこともあって、非常事態宣言発令前から予約が必要でした)。
3) 感染防止策を講じる
自分自身が献血ルームにウイルスを持ち込まないように注意すべきなのは当然です。日本赤十字社の Web サイトにも次のとおり記載があります。
日本赤十字社 東京都赤十字血液センター
「新型コロナウイルス感染症予防のためのお願い」
https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/tokyo/2020/04/430.html
ちなみに私が行った献血ルームでは、入り口で非接触体温計による検温がありました。
私は今日献血してきましたが、公私ともに予定がいろいろキャンセルになったり、行動が制限されたりして、モチベーションが下がりがちな日々の中で、多少なりとも社会のために役立つことができたのを実感できます(効果には個人差があります)。
余談ですが、今回は初めて成分献血を経験しました。全血献血の場合、次回献血まで少なくとも 8 週間の間隔をあける必要がありますが(具体的には次回献血の種類による)、成分献血なら 2 週間後に再度献血できるので、緊急事態宣言が解除されるまでにもう一回行けますね (^_^) 。しばらくあまり忙しくならないと思うので、また行ってきたいと思います。